効果的なホームページの「企画→制作→運用まで」

ひと昔前まではホームページは持っているだけでも「会社概要のパンフレット」のようなもので、ある程度の効果がありました。

今は多くの企業がホームページを持ったことで、魅力のないホームページは見向きもされませんし、露出のないホームページはそもそも認識もされない時代になってしまいました。

そんな中でより効果的にホームページに役立ってもらうための施策をご紹介します。

 

【企画】

目的をハッキリさせる

ホームページを作るとなったらまず目的をはっきりさせましょう!

ホームページを作る目的の究極を言っててしまえば会社の商品なりサービスが売れることだと思います。

少し細かく考えてあげると、商品を直接売るのか、資料請求して欲しいのか、商品の認知を拡大させたいのか。
効果的なホームページの運用をするためには訪問ユーザーのゴールををはっきりさせることが重要になります。

雑貨などの販売であれば直接ホームページから商品が売れてくれると嬉しいですね。
はたまた地場の工務店さんであればホームページから商品を売るのは難しいので資料請求からお客さんとの繋がりを作ることがベストかもしれません。
あるいは大企業であれば商品はコンビニで売っているのでブランド力を高めるためにいろいろな人の目に留まって欲しいかもしれません。

もちろん、目標は高ければ高いほど達成は難しくなります。
ホームページの制作コストが高くなったり、公開後の運用に大きな手間が必要になってくることは覚悟しておきましょう◎

誰をターゲットにするのかを決める

目的がはっきりしたら次は具体的なターゲット像を設定します。
設定したターゲットはどんなコンテンツ(ホームページの内容)を好むのか、どんなデザインを好むのか、どんな風にお問い合わせにたどり着くのか、そもそもパソコンで見るのか、などなど、具体的に考えていきます。

ホームページを作る時はついより多くのユーザーに好まれる物を作ってしまいがちですが、実はよりニッチ(狭い範囲)なホームページの方が効果を得ることができます。
幅広い層にアプローチするホームページはユーザーに訴求できる内容も浅くなり、上記で設定した「目的」を達成できないものになりがちです。
逆にターゲット深く絞ったホームページはユーザーの属性が合致すればより深く興味を持って貰えます。

 

「30歳になってお腹周りが気になってきたあなたにおすすめのダイエットサプリ!」などといったブログのタイトルを見かけたときに自分の条件と合致していると「あ!これ私のことだ!」と興味を持ったりした経験はないでしょうか?
これが広く浅くなると「日本人なら知っておきたい日本三大庭園」などとなると「…うーん、庭ねぇ…なんか知ってる気がするしわざわざホームページを見る程のこともないかなー。」とスルーされてしまいがちです。
人は自分の境遇に近いほど興味を持ち、離れるほど興味を失っていきます。

では、具体的に下記のようなことを設定しましょう。

・年齢
・性別
・職業
・住んでる場所
・家族構成
・趣味

趣味!?っと思うかもしれませんが、より具体的に考えることでどのようなホームページがユーザーにとってベストなのかを検討する制度を高めることができます。
これを「ペルソナ設定」といいますが、深い話をするとこれだけで小一時間は掛かってしまうので、詳しいことを知りたい方はこちらをご覧ください。

参考:ペルソナ設定ってしなきゃダメ?設定するメリットと作成方法

設定したターゲットに向けた内容を考える

ターゲットを設定したらどんなホームページにしていくのかを具体的に考えましょう。

40代サラリーマンをターゲットにするならカチッとしたシンプルなデザインで、仕事中にアクセスしてきそうならパソコンでの表示に力を入れるのが効果的に思えます。
女子高生をターゲットにするならカラフルでイラストを多用したデザインで、スマホでの見やすさを重視したホームページが効果的でしょう。

ターゲットに合わせてより効果的な訴求方法を検討してホームページに反映させましょう。

ホームページへの流入経路を検討する

実はホームページは作って公開しただけではほどんと効果はありません。
公開したホームページにアクセスして貰って初めて効果が生まれるものですが、この「アクセスして貰う」という部分に落とし穴があります。
初めてホームページを作った企業さんは「よし、立派なホームページができたし、これで問い合わせがバンバン入ってウハウハだ!」と考えがちですが、ホームページを公開するだけではアクセスはほぼゼロです。
どんなに素晴らしいホームページも誰の目にも留まらなければ無いのと同じですね。
そこでホームページへアクセスして貰うための流入経路を検討しておく必要があります。

ユーザーがホームページへアクセスする流入経路は大きく分けて下記の3つがあります。

  • 検索エンジン
  • ウェブ広告
  • SNS

各々メリット・デメリットがあります。軽く紹介します。

検索エンジンからの流入

通常ホームページで最も一般的となる流入経路です。
ユーザーがグーグルやヤフーの検索窓にキーワードを打ち込んで、表示された検索結果からアクセスされます。
いろいろなキーワードで検索されたときに上位に表示されれば多くのアクセスを期待することができます。

メリット

  • 上手く動き始めるとお金がかからず継続的な集客が見込める

デメリット

  • ホームページの内容を作る手間が掛かる
  • 成果が出るまで時間が掛かる
  • 手間を掛けても成果が出るかの確証はない
  • Googleの仕様変更で効果がなくなることがある

ウェブ広告からの流入

予算があればウェブ広告を利用してアクセスを集める方法も効果的です。

メリット

  • すぐに集客が可能
  • 興味のあるユーザーを集客可能

デメリット

  • ホームページの内容が薄ければ効果が出ないこともある
  • 運用に知識が必要(広告費を垂れ流す可能性がある)
  • 広告費が継続的にかかる

SNSからの流入

FacebookやTwitterなどのSNSからの流入は上手くいけば爆発的なアクセスアップも可能で一気に認知を高めることも可能です。

メリット

  • 無料でアクセスを集められる
  • 人気が出れば爆発的なアクセスを集められる

デメリット

  • アカウントの運用に手間が掛かる
  • アカウントには個性が必要(宣伝を垂れ流すアカウントなど誰も見たくない)

【制作】

企画ができ概要が決まったらホームページは制作の段階に入ります。
制作では「構成決め→デザイン→組み立て(コーティング)」という流れで進めるケースが多いかと思います。

構成決め

スマホ対応

今からホームページを作るなら、基本はスマホでアクセスした時にも最適化されうように対応したサイトにすることが吉です。間違いありません。
既にwebサイトのアクセス数はスマホがパソコンを上回っており、スマホのユーザーを無視することはできません。
スマホ表示に対応していないサイトはスマホで検索された時に検索順位が下がります。(モバイルフレンドリー)
(パソコンでのアクセス以外考えられないようなサイトはスマホ非対応でも問題ありません。)

モバイルファースト

更に、スマホに対応すると決めたらなるべくスマホを基準にコンテンツの内容を決めていくようにしましょう。

スマホ基準でサイトの構成を決めていくことをweb用語で「モバイルファースト」と言います。
スマホ画面はパソコンに比べて非常に細く縦長だったりと、いろいろと条件が異なります。
スマホを優先すると以下の様なことを検討する必要が出てきます。

  • 書きたいことを全部盛り込むと極端に長くなるので、掲載する情報を絞り込んでシンプルな内容にする
  • スマホで操作しやすい構成にする
  • 極端に大きい画像や沢山の画像は読み込みに時間がかかるので検討する

などなど…考え始めるとキリがないのですが、基本スマホで問題ないように検討しておけばパソコンで閲覧した時に問題が起こることはあまりありません。
逆にパソコンを中心で考えたサイトが出来上がり、スマホで見たときに「え?使いにくい…」となることは往々にして起こります。

こちらにモバイルファーストに関する詳しい情報が載っていましたので、参考にしてみてください。

参考:モバイルファーストの本当の意味と、実践方法

デザイン決め

デザインを決める段階では企画時点で考えた内容を盛り込みデザインしていきます。

ここで注意しておきたいのはホームページのデザインはクライアントの好みで決めてはいけないということです。
当初は「30代女性」などとターゲットを絞っていたはずのサイトが、気づけば自分たち「40代の中年おやじ」が求めるデザインになっていたりします。
これでは効果的なサイトになるわけがありません。
厳しい言葉で言ってしまえばデザインにクライアントの感性は必要ありません
必要なのはターゲットが喜ぶデザインです。
ここを理解していないと「このボタンのサイズをー」「あそこの背景を色をー」となって、話が進まなくなり、サイトの公開が遅れ、手直しの費用が発生することになり、だーれも幸せにならない結末が待っています。

ボタンのサイズや部分的な色までデザインにこだわっても大きな改善は期待できません。
そこにこだわる予算があるならホームページを公開した後にABテストを行って数値で確認するか、広告費に回す方が効果的です。
また、サイトにおいて本当に大切なのはサイトの内容です。
商品の紹介文が本当にわかりやすいかや、商品が良く見える写真を使っているかなどをしっかり検討することに労力を回すほうが効果的です。

コーディング(プログラムを書く)

デザインが完成するとコーディングと呼ばれるプログラムを書く作業に入ります。
住宅に例えると大工さんが実際に家を建てる作業です。
まさに家と同じで、技術により以下の様な部分に多少良し悪しが出てきたりします。

・検索エンジンに分かり易い書き方で書く
→検索結果で不利にならないような記述の方法で組み立てる。
・メンテナンスがし易い方法で書く
→作った人にしか分からないような書き方はよくない。間違いのもとになる。
・実機で確認し、バグが少なくなるように
→すべての機種・状況で完全にゼロにするのは難しいが極力変な表示が発生しないようにする。特にシェアの大きい特定の機種(iPhoneなど)で表示崩れが起きないようにする。

コーディングは機械的な作業なので、構成やデザインに比べると個性が少ない工程になります。
表示に問題がなければOKといったところでしょうか。

【運用】

企画・制作で一生懸命作ったホームページもここで終わってしまっては意味がありません。
ホームページは公開後の運用が非常に重要です。

ホームページを公開したらアクセス解析を利用して「どのページ」に「どんなキーワード」で「どのくらい」アクセスがあるのかを調べましょう。
アクセスの多いキーワードの情報を追加してあげたり、問い合わせに繋がりやすいキーワードを見つけたらそのキーワードでウェブ広告をだしてみたり、商品のラインナップが増えたら随時追加したりするようにしましょう。

徐々にアクセスが増え、お問い合わせも増えてくるはずです。

また私はABテストを行うことを推奨します。
ABテストとはボタンの色や、キャッチコピーを変えてみてどちらが反応が良いかを試してみたりするテストです。
ウェブサイトのこのようなテストを気軽に行え、変更加えることができるという特徴は大きなアドバンテージです。
ホームページはまずは世に出してみて、改善を重ねて研ぎ澄ましていくことが最善の運用方法となります。

 

効果的なホームページを作るために

効果的なホームページを作るには「企画・制作・運用」の3つの要素が必要になります。

掛け算のような関係性のため、どれかひとつの要素が欠けてしまうと著しく効果が薄くなってしまうのが特徴です。

ホームページの運営はお金も手間も掛かります。

しかし、全力で作って全力で運営すれば大きなリターンを得ることも可能です。

新しくホームページを作ることを決めたからには全力で運営して、最大限のリターンを狙ってみることをお勧めします!

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